長い長い外出自粛期間。公園すら閉鎖されている今、人々の運動不足が深刻化しています。特に成長期である子供たちの運動不足は、運動によって活性化される成長ホルモンの分泌が減少し、良好な成長を妨げてしまう可能性があります。体力や筋力保持はもちろんですが、免疫力保持、精神的な安定のためにも、できるだけ体を動かす機会を与えてあげたいですね。しかし子供って、楽しくないと、やらない(笑)そして、すーぐ飽きる!(笑)「はい、縄跳び300回ね」とか「10分間その場でジョギングね」とかそんなこと言ったって素直にやらないし楽しくないから続きませんよね。どうせなら楽しく!やってたらいつの間にか30分経ってた!汗びっしょりじゃん!でもまだやりたい!てな感じで体を動かせたら一番いいですよね!そこで本記事では、楽しく運動不足を解消できるような、しかも家で簡単にできる運動遊びをご紹介していきます!
準備
本記事では、紙でつくった「紙ボール」を使った運動遊びをご紹介していきます。紙ボールは、いらない紙(裏紙、新聞紙、FAX用紙、チラシなんでもOK)をぐしゃぐしゃっと丸めて作ります。2秒で作れます。そして、そこまで広くなくても、多少窮屈ではないスペースが必要です。2m×2mほどあるとよいでしょう。転んだ時に危ない物がないか、滑るところはないか、周りの環境を確認しましょう。転倒防止のため、裸足を推奨します。
これ一番大事!楽しむポイント<
できなくても怒らない/危険行為は即指導
最初から何でもそつなくこなせる子供なんていません。上手くできなくても絶対に怒らないで下さい。怒られると、もうやりたくなくなります。そして子供たちは、すぐオリジナリティ出してきますが、それも怒らないで。面白いアイディアだったらどんどん採用してあげてください。しかし、自分の負けを認めるのが嫌で急遽ルールを変更したりするのはイエローカードです。危険行為は即レッドカード。怒るというか、躾としてしっかり指導してください。
親が全力で楽しむ
親があれこれ指示を出して子供がやるのをただ見ているのではなく、親も一緒にやって下さい。もちろん全力です。どんな子もどんな親でも、子は親を見て育ちます。親が全力で遊んでいれば、子も全力で遊びます。全力で遊んでこそ、運動不足が解消できます。ストレス発散できます。親が失敗するのを見るのも新鮮だし、親より上手くできれば嬉しいし。とにかく一緒に共感!率先して、全力で楽しみましょう。ママができなければ、こんな時こそパパに頑張ってもらってください。これは、親の役目です。
紙ボールキャッチチャレンジ
立ったままキャッチ
立ったまま、片手に持った紙ボールを上に投げてキャッチします。5回程連続でできるといいですね。以下レベル順
- ちょっと投げて両手でキャッチ
- ちょっと投げて、投げたその片手でキャッチ
- ちょっと投げて、反対の片手でキャッチ
- 投げる高さを上げていく
回ってキャッチ
立って紙ボールを上に投げたら、向きを変えるように回ってキャッチします。向きを変える時間を稼ぐように高く、そしてキャッチしやすいようにまっすぐ上に、さらには落ちてくる紙ボールに追いつくような素早い動きが必要になります。
以下レベル順
- 4分の1回転(90度向きを変えて)キャッチ
- 半回転(180度向きを変えて)キャッチ
- 4分の3回転(270度向きを変えて)キャッチ
- 1回転(360度回転)キャッチ
- 半回転して逆回りでもう半回転して(スタートポジションに戻る)キャッチ
体勢を変えてキャッチ
立った状態だけでなく、色んな体勢で投げたりキャッチしたりします。素早く体勢を変えるのはけっこう大変ですが、頑張ってトライしてみましょう!
以下レベル順
- 立って投げて、膝立ちでキャッチ
- 膝立ちで投げて、立ってキャッチ
- 立って投げて、正座でキャッチ
- 正座で投げて、立ってキャッチ
- 立って投げて、体育座りでキャッチ
- 体育座りで投げて、立ってキャッチ
- 立って投げて、仰向けでキャッチ
- 仰向けで投げて、立ってキャッチ
達人キャッチ
これができた人は、紙ボールキャッチの達人と名乗ってもいいぞっっ!
- 回転して逆回りでもう1回転して(計2回転、スタートポジションに戻る)キャッチ
- 仰向けで投げて、寝転び1回転して仰向けでキャッチ
- 立って上に投げて、バーピーしてキャッチ
- 立って上に投げて、座って足でキャッチ
- 立って下に落として、リフティングしてキャッチ
- 2個の紙ボールをそれぞれの手に持ってオールクリア!
ペアでキャッチ
親子で!兄弟で!二人で協力してやってみましょう。狭いスペースで一緒に動くのでぶつからないように気を付けて。
- お互い同時に相手に投げて、来たボールをキャッチ
- お互い同時に相手に投げて、来たボールを座ってキャッチ
- お互い同時に座って相手に投げて、来たボールを立ってキャッチ
- お互い同時に上に投げて、走って相手の投げたボールをキャッチ
- 一人が相手にボールを放って、相手が蹴って返す
まとめ
これらのチャレンジ、全てクリアした親子がいたら是非お会いしたいですね!工夫次第でもっと広がる紙ボール。片足立ちでやってみたり、ボールを増やしてみたり、ボールの大きさを変えてみたり、色々チャレンジしてみてください!ボールを目で追うことで視機能アップ!キャッチするために体を操るボディコントロール能力や、的確な距離感をやしなう空間認知能力なども高められますよ!是非トライしてみましょう!
コメント