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コロナ騒動でわかった子持ち個人事業主の良いところ悪いところ

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テレビを付ければコロナ騒動に関する話題ばかり。数か月前ならどうしちゃったの?と思うような不自然な距離をとる出演者たち。医療崩壊寸前、会社は倒産、失業者続出、街は静まり返り、増えるオンラインワーク、オンラインスクール、オンライン飲み会。生活は急変。コロナウイルスがもたらす影響は計り知れない。二児の母であり個人事業主である私も、現在進行形でたくさんの影響を受けています。その影響により変わったこと、そこで改めて感じた個人事業主の良いところや悪いところをまとめてみたいと思います。同じような個人事業主さんと共感、そして開業を考えているママ達の参考になれば幸いです!

コロナ騒動による生活の変化

コロナ騒動が始まる前

まずは、コロナ騒動以前の生活を振り返ってみます。個人事業主と一口に言っても、その規模は人それぞれ。我が家の場合は、主人がバリバリフルタイム勤務ですので、私は子育ての傍ら仕事をこなすタイプの個人事業主。傍らというと、何だか中途半端なイメージを抱きますが、子育ても仕事も俄然全力投球。しかし子供もまだ幼いため、仕事に注げる時間は限られています。主に仕事ができるのは、子供を園に預けている平日の日中。自宅でできる事務仕事等は子供が家にいる時にやったりもしますが、まぁはかどるわけもなく!子供が寝てからやろうと思っても、寝かしつけで八割型寝落ちしてしまう私。私の生活は、子育てしている時間か仕事している時間に大きく分けられます。

コロナ騒動が始まって

大まかな変化の流れは以下の通り。
1.休校によってセッション不可能となったママ達のキャンセル
2.3密防止の流れによる主催教室のオンライン化、多数の定期レッスンのキャンセル
3.登園自粛要請による仕事時間の削減、子育て時間の増大、それによる主催教室の休止

現在、9割の仕事を休止しており、ほぼ専業主婦な日々を送っています。バリバリフルタイム勤務で滅多に1日休みのない主人が、週の半分以上家にいます。子供と離れる時間は、トイレに行く時くらいですね。いやマジっす!

お金の変化
私の仕事は成果報酬型。仕事がなければ、収入はありません。もともと、子育てしながらの限られた時間での仕事なので、すごく稼いでいるわけではありませんでしたが、少ない額でも収入が減るのはもちろん困ります。その分、外食はなくなりましたし、ガソリン代も激減、レジャー費もかかっていません。だからと言って出費がないかと言うと全然そんなことはなく、3食作るための買い出しが増え、家で子供が楽しめるグッズを買ってみたりと、相対的にはマイナスです。

体の変化
トレーナーですので、運動に対する意識は高い方です。外出は自粛しても、運動は自粛しちゃいかん!と周りに呟いている立場として、ちょこちょこ宅トレ続けています。が、久しぶりのメニューをこなすと、筋量の減少、筋力の低下を感じます。トレーニングのボリュームは変わっていないので、それでは足りないほどに運動量が減少しているということですね。運動量が減った分、今まで以上にトレーニングのボリュームを増やさなくてはいけないようです。また、子供とずっと家にいると、何かしらつまんでしまうのも問題です。子供のおやつタイムを言い訳に、食べる回数や量が確実に増えています。

心の変化
ストレスはもちろん、皆さん同様に抱えています。仕事ができないもどかしさ、子育ての疲労、将来の不安、コロナ感染の恐怖このコロナ騒動で、ストレスを感じない人はいないでしょうね。しかし、家族の時間がこんなにもとれることもなかったので、家族と向き合う機会というか、家族を感じる時間というか、なんと言うか、「家族」っていう存在が今まで以上に大きくなったのは、悪くないかなと思います。不安な日々なようで、まったりしている、そんな時間。まだ感染の少ない地域だから、そんな呑気な事を言ってられるのでしょうけどね。

子持ち個人事業主として

良かったこと「自分の判断で調整できる

お客様からすると無責任な話ですが、実際これが個人事業主の最大のメリットと言えます!いやもちろん、仕事をこちら都合で変更したりキャンセルすることは、苦渋の決断です。それによって信頼がなくなる心配やお客様に迷惑をかける申し訳なさでいっぱいです。調整した結果は、全て自分に返ってきます。しかしながら、どうにか継続できる形に変えてみたり、調整するために交渉したりということが、自分の判断で実行することができます。実際に、コロナ騒動によって主催教室をオンライン化したり、休止したりと、自分自身で判断し調整させていただきました。このような事態ですから、納得していただけないということはありませんでしたが、個人事業主ではなく雇われている立場でそのような判断は絶対にできません。お客様に納得さえしていただければ、他の誰にも迷惑をかけることなく調整ができる。このメリットによる恩恵は、子育て中の親にとってかなり大きいものです。



悪かったこと「休みは、休みじゃない」

私はトレーナーです。体を動かす仕事です。しかし個人事業主であるため、あらゆる事務作業も全て自らこなします。ですから仕事中と言っても、常に体を動かしているわけではありませんし、体を動かしてないからと言って休みではありません。実質、子供を預けられない土日祝日は、仕事を入れないようにしています。しかしお客様からの連絡が入ったり、月曜日からの仕事の準備をしたり、気が付くと仕事のことを考えていたり、子育て中心ではあるけれど、土日祝日も休みではありません。これが、パートさん達とは大きく異なるところです。現場に行くことで仕事が始まり、そこで終わるということではないので、メリハリをつけることが難しく、時間の管理や気持ちの切り替え等の自己管理能力が問われます。このコロナ騒動による外出自粛期間中も、成果報酬型で収入がないとは言え、やろうと思えば仕事はいくらでもあります。しかし、子供がいる。子供がいると、仕事ははかどりません。「仕事はないけど、仕事ができなくてもどかしい」というジレンマ。自己管理能力がまだまだ乏しい私は、モヤモヤの毎日です。

まとめ

個人事業主として、母として、コロナ騒動による影響は様々な形で受けています。個人事業主の良し悪しは、このコロナ騒動時に限ったことではありませんが、このような事態に遭遇することで改めて考えさせられるところはたくさんあります。コロナ騒動がいつまで続くかわかりませんし、収束してもまた同じような事態に陥る可能性は大いにあります。これから個人事業主として前に進もうと考えている方は、そのような事態に遭遇することも想定して検討していくと良いのではないでしょうか。とにかく、早く収束しますように。まずはそう強く願います。

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