こんにちは!

 

Rient髙田です。

 

少し前になりますが、10月14日に栃木県の作新学院大学で開催された【NSCAジャパン北関東・東北地意識S&Cシンポジウム】というものに参加してきました。

NSCAとはNational Strange And Conditioning Association(米国に本部を持つストレングス&コンディショニング協会)というトレーナー界ではトップレベルの組織で、私はこの会員であり資格を保有しています。

 

シンポジウムでは時間別で様々な現場でご活躍されている講師の方のお話を聞くことができました。

私が参加した14日は全体的に一般クライアント様へのアプローチではなく、アスリートやジュニア世代の育成に関わる内容だったのですが、とても勉強になったので自分のために記録しておくという意味でも、印象に残ったことを少しずつブログにアップしていきたいと思います。

 

 

 

初めに聴いた講話の先生は、筑波大学人間総合学科の准教授を務める谷川先生。陸上競技110mHにおける元日本代表選手で、私が筑波大学陸上部に所属していた頃お世話になった先生です。

相変わらずダンディーでした!

先生の講話はコーチングについてでした。

途中難しくて白目を向きながら聴いていましたが、その中でも印象に残ったのが

「失敗では成長できない。成功でしか成長できない。」

ということでした。

 

 

よく「失敗は成功のもと」とか「失敗の数だけなんちゃら~」とかいう言葉がありますよね。

確かに失敗するということは何か原因があるので、それを解明できれば成功に結びつく可能性は高くなりますが

何度失敗しても前を向いてられる人ってなかなかいないですよね。

 

人は問題を解決していく時に、自分の今までの経験を知恵として生かします。

その問題が今までに解決に成功したことのあるものであれば、自信を持って問題解決に臨めますが

失敗したことのあるものならば、問題解決に臨む意欲が減退してしまいます。

 

 

当然世の中そんな甘くありませんし、成功ばかりでいられるはずもありませんが

選手の小さな成功と失敗を左右させることのできる指導者という立場においては

できるだけ成功の体験を積ませることがよりよいコーチングとなるのです。

 

 

 

 

こどもの指導はまさにそうだな!と思います。

こどもは大人よりも感情に左右されやすいですし、まだまだ先の長い発達段階です。

成功体験をたくさん積ませて、褒めて、自信をつけることが将来の可能性を広げることにつながると考えています。

 

自閉症スペクトラムの長男がお世話になっている支援者の方々もみんな言います。

「とにかく成功体験を積ませて褒めることが大切です。」って。

 

 

 

大人もこどもも、成長の源は一緒なんですね。

誰か私を褒めてくれないかなぁ。笑

 

 

 

つづく