こんにちは!
Rient髙田です。
前々回のブログで「マシン」と「フリーウエイト」の違いについて書きました。
・マシンの方が安全性が高く初心者向けであること
・フリーウエイトは危険を伴うため技術や経験が必要であるということ
これだけ見れば、わざわざ危険を冒してフリーウエイトトレーニングを行う必要はないと思われそうですが、それでもトレーニング熟練者がフリーウエイトを求める理由があるのです。
【フリーウエイトトレーニングのメリット】
その① バランス良く鍛えることができる!!
これが最大のメリットと言えるでしょう!フリーウエイトはマシンのようにどこかに固定されてはいません。直接重りを持って行うので、収納されている所からトレーニングを行う場所まで運ぶ動作、持ち上げる動作、そしてトレーニング中に重りを保持するためにバランスをとる動作、降ろす動作など、トレーニングで狙う部位以外の筋肉も必然的に使うことになります。
バランスをとるためには大きい筋肉から小さい筋肉まであらゆる筋肉を使いますので、狙おうと思っても狙いずらい筋肉や普段のトレーニングでまかないきれない小さい筋肉等にも刺激を入れることができるのです。
その② 自由度が高い!!
マシンはトレーニング目的によって種類が異なるため、初心者でもわかりやすく「ここに足を置いて動かせばここに効く」というように簡単にトレーニングを行うことができるのですが、それは逆に言えば一つのマシンを使ってできるトレーニングは限られているということになります。
それに比べてフリーウエイトは、一つの重りでもやり方次第で何十通りのトレーニングを行うことができます。軌道が決まっていているマシンに比べて、フリーウエイトは可動域の制限がなくあらゆる方向に動かすことができますし、重さにおいても、マシンより微調節が可能です。
色々なトレーニングをやりたい人にとってフリーウエイトを選択しない手はないでしょう。
その③ どんな体型でも適合する!
マシンにおいても高さを調節できるものはありますが、その範囲も限られています。フィットしていない状態でトレーニングをすれば、効果が半減したり他の部位に過度な負担がかかり怪我を招いてしまうこともあります。しかしフリーウエイトならその心配がないのです。
その④ 実用的な能力が身に着く!
バランスを取りながら、他の筋肉の助けも借りながら刺激を入れるという点、それから自由度が高い故に動的でダイナミックなトレーニングが可能であることから、動きの中でのパフォーマンスアップを目指すアスリートや、日常生活の中での身体機能の向上を目指す年配の方などにとてもお勧めです。
その⑤ 自宅で再現しやすい!
重りを直接持って行いますので、なかなかジムに行けない場合は重りを家の中にあるもので代用すれば同じようなトレーニングを自宅で行うこともできます!
フリーウエイトの魅力、わかっていただけたでしょうか?
しかし「フリーウエイトってめっちゃ効率的!よし、明日からフリーウエイトトレーニングに切り替えよう!」
という方は、一旦落ち着いて。
【「マシン」と「フリーウエイト」の違い】で説明したように
フリーウエイトには安全にトレーニングができる技術と経験が必要です。
トレーニングをしようとしている全ての方々にお勧めしたい気持ちはやまやまですが、どうか焦らず。
自己流ではなく、しっかり指導を受けた上でまずは軽いウエイトから少しずつ始めて下さい。
『トレーニングは一日にしてならず』です。
そうこう言っても
「やっぱりウエイトトレーニングってなんだかマッチョがやるイメージで私がやるのは恥ずかしいし、ムキムキにはなりたくなーい」
という女子の皆さん。
残念ながら、完全に乗り遅れております。
次回は「ウエイトトレーニングと女子」にフォーカスして書きます!