
次男くん
こんにちは!
Rient髙田です。
写真は次男1歳5ヶ月。
バランスボールに乗って大好きな『いないないばぁ!』を見ています。
もちろん一人では乗れませんし危険なので常に補助しておりますが。
補助しているとは言っても手を少し強めに握っているだけで、あとは自分でバランスをとっています。
『いないないばぁ!』を見逃さないために、無意識にバランスをとっております。(笑)
無意識ですが、体にとっては確かなトレーニングになっているはずです。
以前ブログでお話した「5歳までに神経系が約8割発達する」
この神経系という要素に、バランスは深く関係しています。
バランスをとる=安定性のない中で体を保持する ということですが
予測のつかない不規則な動きで、あらゆる筋肉を連動させて体を保持しますので
それはもう神経系をフルに刺激します。
例えば【腕立て伏せ】は予測がつく規則的な動きですね。
脳みそ先輩「よし腕立て伏せするぞ、腕立て伏せに必要な筋肉達を起こしてくれ!」
↓
神経伝達物質ちゃん「腕立て伏せするらしいわよ!あなたたち早く起きてー!」
↓
筋肉くんたち「おはよう!わかった!よっしゃー!やるぞー!」
↓
神経伝達物質ちゃん「先輩!筋肉くんが起きて動き出してくれました!」
↓
脳みそ先輩「そうか!じゃあもう1回だ!筋肉達に伝えてくれ!」
↓
神経伝達物質ちゃん「あなたたち!もう1回よ!あ、もう始めてたのね、私の出番はないわね」
↓
筋肉くん「おりゃー!」
【バランスをとる】は・・・
脳みそ先輩「よしバランスをとるぞ、前に倒れないために必要な筋肉Aを起こしてくれ!」
↓
神経伝達物質ちゃん「バランスをとるわよ!筋肉Aくん早く起きてー!」
↓
筋肉Aくん「おはよう!わかった!よっしゃー!バランスー!」
↓
神経伝達物質ちゃん「先輩!筋肉Aくんが起きて動き出してくれました!」
↓
脳みそ先輩「おっと!今度は後ろだ!後ろに倒れないために必要な筋肉Bを起こしてくれ!」
↓
神経伝達物質ちゃん「筋肉Bくん起きて!バランスとって!」
↓
筋肉Bくん「ん?あ、おはよう、え、うんわかった!バラン」脳みそ先輩「うおー!今度は右だー!起こせー!」
↓
神経伝達物質ちゃん「えー!えーっと筋肉Cくーん!」脳みそ先輩「やっぱり左だー!」
↓
神経伝達物質ちゃん「そ、そんなー!えーっと・・・えーっと・・・もーー!助けてーーーーー!」
と、こんな風に
予測がつかないと神経系はフル回転。
同時に、あらゆる筋肉も不規則に使うため「筋の発火」も鍛えられます。
ちょっと専門用語を入れてみましたが
逆にわかりずらくてすみません。(笑)
とにかく
【バランスをとる】場面をつくってあげたり機会を増やしてあげることで
こどもの神経系の発達が促されます。
もちろん他にも神経系トレーニングはありますが、【バランスをとる】ことは
非常に取り入れやすく小さなこどもでもチャレンジすることができます。
その点で、バランスボールは安易に【バランスをとる】を実践できて更にはバリエーション豊富な非常に便利なツールです。
家庭で使わない手はないですね!
しかし不安定=危険であることを忘れてはいけません!
必ず広く安全な場所で使用し、こどもには補助を欠かさないで下さい。
写真では片手で補助をしていますが、間違えるとこどもの腕を痛める可能性もあるので
まずは両手で補助するのが安心ですね。
ジュニア期のお子さんや大人など
補助なし1人で使用する場合は、バランスボールの大きさに気をつけて下さい。
大きすぎるとコントロールができずに危険です。
背筋を伸ばしてバランスボールに座った時に(足が床にしっかりついている状態)、膝が90度くらいであるのが理想的な大きさです。
安全に十分に気をつけながら、家庭でのバランストレーニング実践してみてください♪
体幹トレーニングにももってこいですよ~!